Movable Type WEBデザインの新しいルール 荒木 勇次郎 , 松永 英明
成分
あの「小粋空間(http://www.koikikukan.com/)」を運営する荒木勇次郎氏による(共著)、待望の Movable Type(MT) 解説書。2007年8月にリリースされたばかりのバージョン4.Xに対応する数少ないマニュアルです(2007/11現在)。
Movable Typeはその使い勝手の良さと安価さ(個人ライセンスは無料)から、多くのサイト運営者、ブロガーに人気のブログツール。そのインストール手順などの基礎知識から、デザインカスタマイズや効果的なサイト運営方法まで詳述されています。初心者から中・上級者まで、幅広く役立つことでしょう。
本書は特に、Movable TypeをCMS(コンテンツマネジメントシステム)として利用する事に重点を置いています。Chapter 01-4「複数ブログを組み合わせた企業サイト運営というアイデア」(15頁)より。
MovableTypeは、システムを1つ設置しておくと、複数のプログを作成・管理できるようになります。もちろん、その個々のプログの設定は、別々に決めることができます。
ということは、ごく普通のプログサイトと、設定を大幅に変更したカタログ型サイトを、1つのMovableTypeで管理・運営できるということです。
企業サイトの場合、プログ型の更新が適している部分と、カタログ型にまとめたほうがよい部分の2つがあるはずです。Movab]eTypeなら、この2つを組み合わせて管理することが可能なので、企業サイトをきわめて手軽に運営できるようになります。
例えば、プレスリリースは時系列順に新しいものから順に読んでもらえればいいわけですから、プログがそのまま適用できるでしょう。
一方、会社案内や商品紹介などについては、プログのように「新着記事」といった考え方がありません。よって、こちらはカタログ型でまとめていったほうがよいですね。
これまでプログでないWebサイトを作る場合は、専門のWebデザイナーに発注して作成してもらっていたかもしれません。しかし、プログツールをうまく設定することで、こういった「プログらしくないページ」の部分まで、一気に制作できるようになるわけです。
繰り返しになりますが、いかにもプログらしい部分(プレスリリースなど)と、プログらしくない部分(会社案内など)を上手に組み合わせれば、MovableTypeで企業サイトを作ることも可能なのです。
この場合、Webサイト全体の管理も容易になるわけですから、そのメリットは非常に大きなものになるでしょう。
ちなみに、この「カタログ型の部分もMovableTypeで作ってしまおう」というのが、本書の大きなポイントとなっています。
現在複数サイトを運営する堂主は、運営ツールを ホームページビルダー → DREAM WEAVER → MovableType と移行させてきましたが、MovableType によるサイト管理がとても効率的であることを実感しています。
効能
効率的かつ安価なCMS(コンテンツマネジメントシステム)を求める方にオススメです。
使用上の注意
248~249頁に書かれてあるバージョンアップ方法で、従来のバージョンからバージョン4.Xにアップグレードして問題ないのか、方法が簡潔すぎて若干の不安があります。
『Movable Typeで今日から始めるカスタムブログ―4.0完全対応』の「Movable Type のバージョンアップ」の項(41~45頁)も参照することをお勧めします。
参考情報
Movable Type 4 のバージョンアップ手順(Six Apart公式ページ)
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Movable Type, WEBデザイン,荒木勇次郎, 松永英明,cms,コンテンツマネジメントシステム,ブログ,
Posted at 07/11/19 12:11 | Edit
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